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楢(なら)は日本海軍の駆逐艦、松型駆逐艦の12番艦として藤永田造船所で建造された。艦名は楢型駆逐艦1番艦に続いて2代目。 == 艦歴 == 就役後、訓練部隊の第十一水雷戦隊(高間完少将・海軍兵学校41期)に編入。瀬戸内海に回航され訓練に従事するも、復水器の不具合に見舞われる〔『第十一水雷戦隊戦時日誌』C08030127800, pp.35,36〕。1945年(昭和20年)3月1日付で「欅」とともに第一海上護衛隊の指揮下に入り〔『第十一水雷戦隊戦時日誌』C08030127900, pp.38〕、3月4日に門司を出港予定のヒ99船団の護衛に就く予定だったが〔『第十一水雷戦隊戦時日誌』C08030127900, pp.39〕、戦況の悪化により南方行き船団の運行は取り止められた。3月15日付で「桜」「椿」「欅」「柳」「橘」とともに第五十三駆逐隊を編成する〔『第十一水雷戦隊戦時日誌』C08030127900, pp.42,60〕。3月17日からは「欅」とともに佐世保鎮守府部隊の指揮下に入り〔『第十一水雷戦隊戦時日誌』C08030127900, pp.45〕、4月9日に瀬戸内海に帰投した〔『第十一水雷戦隊戦時日誌』C08030128000, pp.13〕。5月25日付で呉鎮守府部隊に編入され〔『第十一水雷戦隊戦時日誌』C08030128000, pp.33〕、以後も瀬戸内海で行動する。6月30日、関門海峡西口で触雷して艦尾屈曲、艦後部浸水、二番砲使用不能などの損傷を受けて航行不能となる〔『第十一水雷戦隊戦時日誌』C08030128100, pp.17,29〕。門司港に繋留されたまま7月15日付で特殊警備艦となり〔『第十一水雷戦隊戦時日誌』C08030128100, pp.30〕、終戦を迎えた。11月30日除籍。船体はそのまま放置され、1948年(昭和23年)5月に解体開始、7月1日解体が完了した。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「楢 (松型駆逐艦)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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